研究課題/領域番号 |
18K17760
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
|
研究機関 | 東京国際大学 |
研究代表者 |
一寸木 洋平 東京国際大学, 教育研究推進機構, 講師 (60778942)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 脊髄反射 / 経皮的脊髄刺激 / 健常者 / H反射 / 脊髄 / 脊髄刺激 / 反射 / リハビリテーション / 歩行 / ニューロモデュレーション / 脊髄損傷 |
研究成果の概要 |
本研究の最終的な目的は、脊髄損傷後の運動機能回復を促進させる新たな非侵襲的リハビリテーション手法を確立することである。この目的に近づけるために、本研究では、申請者らがこれまで確立してきた経皮的脊髄刺激法(tSCS)をさらに発展させ、連続的なtSCS (repetitive tSCS)の神経生理学的効果とそのメカニズムの解明を行うことを本研究の目的とした。 本研究では、tSCSによって活動する神経回路の特性を明らかにするとともに、repetitive tSCSの脊髄反射回路に対する抑制効果を明らかにすることができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脊髄刺激法の確立およびその生理学的効果の解明は、国外の研究を中心に多くの研究者が取り組み始めた課題である。本研究では、侵襲を伴わない経皮的脊髄刺激法に着目をしてその効果を明らかにした。本研究の結果から、連続的な経皮的脊髄刺激によって脊髄反射回路の興奮性が低下することが明らかになった。このことは、中枢神経疾患後にみられる痙縮の症状を緩和できる可能性を示唆した。
|