研究課題/領域番号 |
18K17764
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
|
研究機関 | 帝京平成大学 |
研究代表者 |
日置 麻也 帝京平成大学, 健康医療スポーツ学部, 准教授 (60769058)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 筋電気刺激トレーニング / 骨格筋異所性脂肪 / サルコペニア肥満 / 加齢 / 筋萎縮 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、加齢に伴い蓄積された筋細胞外異所性脂肪に対する継続的な筋電気刺激トレーニングの効果を検証することであった。高齢男女の大腿四頭筋に30分間の電気刺激を与えるトレーニングを12週間 (3回/週) 実施した。外側広筋および大腿直筋の細胞外異所性脂肪指標は超音波画像法によるエコー強度で評価し、採血により血液成分 (遊離脂肪酸、血糖) を検査した。筋細胞外異所性脂肪指標、血液成分にはトレーニングの主効果は認められなかった。以上の結果から、12週間の筋電気刺激トレーニングは、加齢に伴い蓄積された筋細胞外異所性脂肪に影響しないことが明らかとなった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
加齢に伴い過度に蓄積された筋細胞外異所性脂肪は、生活習慣病の発症リスク要因になる。筋細胞外異所性脂肪量に対する筋電気刺激法の有効性は、生活習慣病罹患者を減らすための重要な検討課題である。本研究は、高齢者に12週間の筋電気刺激法トレーニングを実施し、その効果を検証したが、筋細胞外異所性脂肪量に対するトレーニング効果は得られなかった。
|