研究課題/領域番号 |
18K17777
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 甲南女子大学 |
研究代表者 |
壬生 彰 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (00803024)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 複合性局所疼痛症候群 / 鏡療法 / 鏡像肢知覚 / 皮膚電気活動 |
研究成果の概要 |
本研究では、複合性局所疼痛症候群(CRPS)患者を対象とし、鏡に映った上肢(鏡像肢)をどのように知覚するかを評価する鏡像肢知覚評価質問票の妥当性を検証し、さらに鏡像肢知覚に基づいた段階的鏡療法の効果を検討することを目的とした。 健常者では、安静状態の鏡像肢や運動をおこなっている鏡像肢の観察時に、自身の手のように知覚し、痛みの増強や不快感が生じないが、CRPS患者では自身の手のように感じることができない課題において痛みの増強と不快感が生じることがわかった。また、鏡像肢知覚評価に基づいて課題を段階的に設定した段階的鏡療法によって、CRPS症状の改善と機能改善が得られる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果は、実際の患肢の身体知覚と鏡像肢知覚の不一致およびそれによって生じると考えられる疼痛の増強や不快感が鏡療法の効果に影響を与える可能性を示唆するものである。鏡像肢知覚を評価し、その結果に合わせた課題設定を行うことでより効果的な鏡療法の実施につながり、CRPS患者の疼痛軽減や機能改善に寄与する可能性がある。
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