研究課題/領域番号 |
18K17799
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
永見 智行 北里大学, 一般教育部, 准教授 (10634371)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 投球 / イップス / 手指 / 筋活動 / 野球 / 局所性ジストニア |
研究成果の概要 |
投げ動作を伴うスポーツ種目では、目標とはかけ離れた方向へ投球してしまう、投球イップスと呼ばれる運動障害が存在する。本研究ではその改善法を検討すべく、「ボールリリースの繊細なタイミング制御とその乱れに関与する手指筋群の筋活動動態を明らかにすること」を目的として研究を行った。その結果、リリースに向けてボールを加速させる軌道が大きくばらつく者、軌道そのものはおおむね一定だがリリースのタイミングがばらついてしまう者など、投球動作に個人差があった他、大きく的を外した投球で拇指筋群に特異的な筋活動の現れる被験者もおり、それぞれの投球イップスの原因動作、原因筋を見極められる可能性が高まった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた成果は、投球イップスを訴える選手の筋活動の乱れを特定することにつながるだけでなく、正確なボールコントロール技術の獲得に向けたトレーニング法策定、経頭蓋直流電気・磁気刺激療法を含めた投球イップスの改善法策定など、競技パフォーマンスの向上に繋がる重要な知見を得られるものと考える。
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