研究課題/領域番号 |
18K17805
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
伊藤 渉 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 助教 (80780212)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 膝前十字靭帯損傷 / スクリーニングテスト / 動作解析 / ACL損傷 / 切り返し / 外傷予防 / 切り返し動作 / 予防 |
研究成果の概要 |
スポーツ活動中のACL損傷は,相手をかわす「切り返し」によって受傷することが多い.ACL損傷を予防するには,選手の動きから受傷の危険性を正確に予測できるスクリーニングテストが不可欠である.スクリーニングテストの開発には,動作中の関節ストレスの解明から評価法の整合性と有用性の検証までの一貫した研究が必要である.ACL損傷のスクリーニングテストの開発を遂行するため,切り返し中の運動はビデオ動作解析を用いて評価できるのか検証した.切り返し動作中の膝関節外反モーメントの増大の予測因子として体幹外傾角度の増大が明らかとなった.ビデオ動作解析を用いたスクリーニングテストに応用できることが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的意義は,スクリーニングテストの実用化のために,考案した切り返し中の運動の評価法について整合性と有用性の検証まで一貫しておこなったことで,これまでむずかしかった切り返しによるACL損傷のスクリーニングテストを世界に先駆けて開発し,ACL損傷予防の効果を向上させ得る点にある.研究成果の社会的意義は,本研究によって開発されたスクリーニングテストが,ACL損傷を予防するための新たな評価ツールとして普及することで,着地に加え切り返しによるACL損傷を予防することが可能となり,スポーツ活動中のACL損傷予防の実現に大きく貢献する点である.
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