研究課題/領域番号 |
18K17806
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 山梨学院大学 |
研究代表者 |
苅山 靖 山梨学院大学, スポーツ科学部, 准教授 (30734660)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ジャンプ / 技術 / 質的・量的データ / 学際性 / ジャンプ運動 / 伸張-短縮サイクル運動 / 動作分析法 / 経験知 |
研究成果の概要 |
ジャンプ運動を用いたプライオメトリックトレーニング(以下、プライオメトリクス)は,下肢筋のパワー発揮能力を改善するための重要な方法である.本研究では,実践現場で多く用いられているものの高い技術が要求される「バウンディング」運動を対象に,動作分析法による定量的データとアンケート法等による質的データを用いてバウンディングにおける技術課題を検討し,それを基にバウンディング能力の向上を含めたトレーニングを計画・実践した.これらの結果を基に,技術性の高いバウンディングの能力を改善するためのプライオメトリクスプログラムを提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実践現場ではプライオメトリクスを「最大努力でのジャンプ運動の反復」として捉え,トレーニング負荷は反復回数や運動エネルギーの大きさ(量的拡大)のみと認識されることが少なくない.プライオメトリクスは「一定水準の技術や体力が確保されていないと適切なトレーニング効果を引き出すことができない(Radcliffe and Farentinos, 1999; 図子,2012)」ために,技術の向上は身体各部へ適切に負荷をかけ,適切な効果を得るために不可欠である.本研究では,これらの技術課題に着目したこと,その解決について科学の方法と実践現場での思考法を含め,学際性を持って取り組むことに意義があると考えている.
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