研究課題/領域番号 |
18K17812
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 高千穂大学 (2020-2021) 武蔵野美術大学 (2019) 目白大学短期大学部 (2018) |
研究代表者 |
浅井 泰詞 高千穂大学, 人間科学部, 助教 (30781984)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | BDNF遺伝子多型 / 認知能力 / ストレス耐性 / 遺伝子多型 / スポーツ |
研究成果の概要 |
本研究では、スポーツ選手の心理的因子に関連するBDNF遺伝子多型と各スポーツ種目との関係、および、競技レベルと遺伝子多型との関係を検討した。その結果、柔道選手ではVal型の保有率が高く、ストレス耐性が高いことが明らかとなった。また、競泳選手ではヘテロ保有群が多く、運動制御および運動学習に秀でている可能性が示唆された。 男子競泳選手のBDNF遺伝子多型と競技成績の関係を検討した発表では、Val型ホモおよびヘテロ保有群と比べ、Met型ホモ保有群でFINAポイントの平均値が有意に高く、BDNF遺伝子多型と競技力に相関を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、心理的因子に関連のある遺伝子多型と競技スポーツとの関連が明らかとなった。競技スポーツにおいて、心理的因子が競技パフォーマンスに影響を与えることはすでに報告されており、スポーツ選手の心理的能力を図る客観的な評価方法の確立につながる。また、これらを踏まえることで、競技の適正評価につながる為、スポーツ種目にあった人材発掘やスポーツ界全体の競技力向上に活用できる可能性がある。
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