研究課題/領域番号 |
18K17815
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 皇學館大学 (2019-2020) 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター (2018) |
研究代表者 |
吉本 隆哉 皇學館大学, 教育学部, 助教 (20756465)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 大臀筋 / 半腱様筋 / 100m走 / 臀筋群 / ハムストリングス / 内転筋群 / ノルディックハムストリングス / ヒップスラスト / グッドモーニング / MRI法 / 筋活動水準 / ウエイトトレーニング |
研究成果の概要 |
本研究ではT2強調画像を用いて,スプリント走における下肢筋群の筋活動水準を明らかにしたうえで,スプリント走に重要となる筋を究明し,各レジスタンストレーニングについて,筋毎および同一筋内の筋活動水準の部位間差と種目間差を検討した.そのうえで,スプリント走で筋活動水準の高い筋の改善を目的としたレジスタンストレーニングの継続的な実施が筋の形態的特徴および力学的特性,疾走能力に与える影響を明らかにした.スプリント走に貢献する筋を特定し,その筋を的確に刺激するトレーニングを実施することで,パフォーマンスの向上が見込めることが示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,これまで定量が困難であったダイナミックな筋収縮における下肢筋群の筋活動水準を競技レベル毎や,部位毎,種目毎に定量することができたことにある.これによって,スプリント走において筋活動水準が高い筋や部位を特定できたとともに,どのトレーニングがどの筋,どの部位を改善しうるのかを明らかにすることができた.そして,スプリント走を行ううえで筋の形態的特徴を科学的に理想的なものへ近づけることができた可能性があり,疾走能力に改善がみられた.本研究の成果は,科学的な知見に基づく効果的なトレーニングプログラムとして競技スポ―ツ現場に提案できると考えられる.
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