研究課題/領域番号 |
18K17825
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 九州産業大学 (2020-2022) 鹿屋体育大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
萩原 悟一 九州産業大学, 人間科学部, 准教授 (30734149)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 学生競技者 / 大学スポーツ / 文武両道 / UNIVAS / 学生アスリート / デュアルキャリア / スポーツマネジメント / スポーツ科学 / スポーツ心理学 / トップアスリート / 社会心理的効果 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、わが国の学生競技者の学生競技者としてのアイデンティティの在り方を明らかにすること、およびスポーツへの傾倒意図、学業成績、キャリア発達度等との関連を検証することであった。また、学生競技者としてのアイデンティティ形成に関わる先行要因を検討した。本研究の結果、わが国の学生競技者は学業と競技の両立意識が学生競技者としてのアイデンティティに関連していることを示唆すると同時に、競技力の高いアスリートほどスポーツへの傾倒意図、および学業成績が高い傾向にあることが示された。また、部活動に対するアイデンティフィケーションが学生競技者アイデンティティに強い関連があることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、わが国の学生競技者の学生競技者としてのアイデンティティの在り方を明らかにするため、まず学生競技者アイデンティティを学業・競技という二側面から評価することのできる学生競技者アイデンティティ尺度を作成した。本尺度は十分な信頼性・妥当性を有した尺度であり、今後活用が期待される。また、学生競技者アイデンティティは大学スポーツにおける学生競技者マネジメントに有用な一指標として注目され、米国のNCAAを中心に様々な関連要因との検討が進められていることから今後、わが国においても学生競技者のアイデンティティ研究のさらなる発展が期待される。
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