研究課題/領域番号 |
18K17828
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 中央大学 (2019-2022) 作新学院大学 (2018) |
研究代表者 |
関根 正敏 中央大学, 商学部, 准教授 (60638956)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 地域スポーツクラブ / スポーツ政策 / コミュニティ・スポーツ / ソーシャル・キャピタル / 地方自治体 / 持続可能性 / 地域資源 / 正当性 / 資源 |
研究成果の概要 |
本研究の主要な成果は次の二点である。第一に、日本における生涯スポーツを推進する政策の実態に関して分析し、その結果、近年の生涯スポーツをめぐる政策推進のフォーカスが「個人」へと向けられ、スポーツ実施率という成果として測定しやすい要素が強調されていることを明らかにした。第二に、地域スポーツクラブの育成現場の実態について、予算規模が小さいながらも事業を安定的に継続してきているクラブが事例を調査した結果、運営ボランティアメンバーが個人・組織が保有するネットワークを駆使しながら、巧みに資源を収集していることが浮き彫りになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
総合型地域スポーツクラブをめぐる学術研究では、マクロな視点に基づくマネジメント手法の検討が大勢を占め、地域のスポーツ実践を担う当事者である住民のミクロな実情を踏まえた研究が少ない中で、画一的・抽象的な普及方法を検討するというよりは、むしろ、クラブが限られたリソースの中でいかにクラブを運営しているのか、その実態に迫った点に意義がある。
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