研究課題
若手研究
本研究は、筋の硬さを低減させる手法によって、硬化した筋がどのように回復(リカバリー)するかを検証するものである。成果の社会実装を見据え、可能な限り自らがコンディション管理できるストレッチングとマッサージを採用した。フルマラソン大会に参加したアスリートの硬化した筋に対してストレッチングを行った結果、ストレッチングを繰り返すことでリカバリーが加速する傾向が確認できた。またマッサージについても、関節可動域の拡大に効果の高いフォームローラーを使用したセルフマッサージも効果的であった。本研究で明らかにした知見は、自ら筋の回復を加速させ得る手法であり社会還元し得る直接的な証拠である。
健康維持増進のために行う走る市民ランナーは推計964万人とされるが、ジョギングやランニングによって骨格筋は一時的に硬化し、フルマラソンなどでは1週間が経過してもなお回復しない筋もある。本研究は、この回復を加速させる方法を探るものであった。セルフで実施可能なストレッチングやフォームローラーは硬さを低減させる可能性があった。損失した水分を補うとともに適切なケアを欠かさなければ、回復は加速できる。
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すべて 雑誌論文 (14件) (うち査読あり 14件、 オープンアクセス 6件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 4件、 招待講演 2件) 図書 (1件)
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