研究課題/領域番号 |
18K17835
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 埼玉女子短期大学 (2019-2020) 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 (2018) |
研究代表者 |
設楽 佳世 埼玉女子短期大学, その他部局等, 講師 (00632845)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | アスリート / 形態指標 / 周径囲 / 身体組成 / 体脂肪率 / 除脂肪量 / 筋量 / 脂肪量 / 周径囲比 / 形態 / 推定式 |
研究成果の概要 |
本研究では、簡便に計測可能な形態指標から、アスリートの身体組成を推定し得る指標を選出することを目的とした。男性アスリートを対象に、光学3次元人体形状計測法による形態計測と、DXA法及び水中体重法による身体組成の測定を行った。形態指標を独立変数、身体組成を従属変数とした重回帰分析を行い、身体組成の説明変数を選出した。本研究の結果より、1)腹囲、体重補正した腹囲、BMI、下肢長/身長はアスリートの身体組成を推定するための指標になり得ること、2)脂肪評価には頚囲及び前腕囲/上腕囲、筋量評価には体重及び体重補正した上腕囲を用いることで、アスリートの身体組成をより正確に評価可能であること、が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アスリートの身体組成を正しく定量することは、コンディションチェックやトレーニング効果の評価を行ううえで重要であり、それは競技力向上に役立つ情報源となる。従来の身体組成の評価方法は汎用性の高い方法とは言い難いため、本研究では簡便に計測可能な形態指標を変数とした、身体組成の推定を試みた。メジャー一つで場所を選ばずどこでも、誰もが簡単且つ正確に計測可能な形態指標から、身体組成を十分な精度で推定できれば、スポーツの現場で広く活用され得る身体組成評価の方法論を新たに提案することができる。
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