研究課題/領域番号 |
18K17841
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 高松大学 |
研究代表者 |
宇野 博武 高松大学, 経営学部, 講師 (70803253)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | プロスポーツ / みるスポーツ / 製品開発 / イノベーション / フロントスタッフ / スポーツ経営学 / スポーツ観戦 / 製品開発論 / スポーツプロダクト / プロスポーツ組織 / みるスポーツ・プロダクト / 競技会 / スポーツサービス / 開発プロセス |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、プロスポーツ組織におけるフロントスタッフを主体とした「みる」スポーツ・プロダクト(具体的にはホームゲーム)の生産プロセスを概念化すること、及び、より多くの人々に受容されるプロダクトの開発システムモデルを検討することであった。研究成果として、第一に、本研究では、プロダクトの生産プロセスをフロントスタッフによる試合運営関連資料の作成と運用のプロセスとして概念化した。第二に、本研究では、「技術の社会的形成」の知見に依拠しながら、「柔軟な解釈」や「説得的な対話」のプロセスを開発活動のモデルとして提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プロスポーツ・ビジネスに関する先行研究では、数多くの観戦者行動の蓄積により様々な実践的な示唆が提示されてきた。しかし、その示唆の適用先であるプロスポーツ組織における「みる」スポーツ・プロダクトの生産活動の実態はほとんど知られていなかった。本研究が明らかにした生産プロセスに関する知見は、プロダクトの質を高めるための今後の経営学的研究を拓くものと言える。さらに、現在、みるスポーツは限られた人々に楽しまれる文化としてその普及には課題が山積している。本研究は、より多くの人々に受容されるプロダクトを開発するための具体的なマネジメント活動を提示した点において、みるスポーツ振興上の課題に応えるものである。
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