研究課題/領域番号 |
18K17842
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 福岡工業大学 |
研究代表者 |
樋口 貴俊 福岡工業大学, その他部局等, 准教授 (60726826)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | スポーツ / 審判 / 視線 / 野球 / 視認動作 / 視覚 / 空間認知 / バーチャルリアリティ |
研究成果の概要 |
スポーツの審判員は高速度で移動する人や道具の動きを目視し、正確に判定する技能が要求される。本研究では野球の投球を判定する球審の養成と技能向上を目的としたトレーニング法の開発と効果検証に取り組む。野球審判員を対象とした仮想空間上での投球判定トレーニングの介入実験を実施した。その結果、プロ野球の球審は、アマチュア野球の球審に比べ、ストライクとボールの正答率および到達位置把握の再現性が有意に高いことが確認された。今後は視認動作の解析作業と数量データの比較を行い、本研究についての論文を作成する計画である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で明らかにした優れた球審の視認動作の特徴は、審判員の養成と技能向上に役立つ知見であり、多くの子どもから大人までが参加する野球競技の発展に貢献するものである。さらに、科学的アプローチが審判員の技能向上に有効であることを示すことで、これからのスポーツ科学の可能性を拡げ、新たな研究対象として審判員を加える意義と必要性を示すための足掛かりとして波及効果が期待できる。
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