研究課題/領域番号 |
18K17844
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 秋田工業高等専門学校 |
研究代表者 |
齊藤 亜由子 秋田工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (90710715)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 視線計測 / 運動計測 / スノーボード / 協応動作 / 雪面反力 / 視線と運動の定量化 / 姿勢推定 |
研究成果の概要 |
本研究では,スノーボーダーがターンの状況をどのようにとらえ,運動へフィードバックしているか定量的に示すため,スノーボーダーの視線,頭部姿勢,雪面反力を同時に計測可能なシステムを構築するとともに,視線と運動との関連性を定量的に示すための新しい解析手法を提案した.スノーボードターンの計測実験では,ターンにおけるスノーボーダーの視線移動,頭部姿勢,雪面反力の特徴を統合的に検証し,視線と運動の特徴を得た.さらに,提案した解析手法の妥当性を確認するための検証実験においては,提案手法が「視線と運動の関連性解明」のために有効である可能性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日常生活やスポーツにおいて,人間は外部情報の大半を視覚から得ており,視覚と運動の協応動作を解析し,スノーボーダーの視線と運動との関連性を明らかにすることにより,「このような動きをするためには,どこに視線を移動させる必要があるか」を具体的に示すことが可能であるため,効率的な練習法の構築に向けたエポックメイキングとなる.本研究の成果は,練習法の構築や怪我の予防のみならず,スキー場内における衝突事故防止や,新規スノーボード開発への利用が期待できるため,スノースポーツ界の発展に大きく寄与する.
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