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打撃動作における体幹及び下肢の運動メカニズムとそれに貢献する筋の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K17845
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関横浜商科大学 (2020-2021)
独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター (2018-2019)

研究代表者

谷中 拓哉  横浜商科大学, 商学部, 講師 (00781262)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード野球 / スイングスピード / 関節トルク / 筋横断面積 / 地面反力 / 打撃 / 体幹部 / 脚部 / 臀部 / バッティング / MRI / 筋量 / 角運動量 / 体幹 / 大腿 / スイング
研究成果の概要

野球の打撃ではスイング速度が重要であり、これを向上させるために打撃中に各関節で発揮される力や筋の大きさについてそれぞれ検討がなされてきた。本研究では下肢や体幹に着目し、打撃中の力と筋の大きさを関連づけて検討した。その結果、体幹や下肢の筋が大きい打者ほどスイング速度が大きいことが明らかとなった。また、股関節周りの筋が大きい打者ほど、股関節で発揮される力が大きかった。一方で、体幹部では筋の大きさと関節が発揮する力に関連が見られなかった。これらにより打撃において、スイング速度向上のために筋が大きい事が重要であるが、体幹部では筋の大きさが発揮する力の大きさに影響を及ばさないことが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでの研究では、打撃中に発揮される力や打者の筋の大きさについてそれぞれ検討がなされてきた。各関節で発揮される力は筋の大きさの影響を受けるため、両者を同時に検討する必要があると考えられる。本研究は打撃動作を対象とした筋の大きさと発揮される力の関連を調べた初めてのものであり、今後の打撃分析において別の部位についても発展性があるものである。また、今回得られた知見は、野球の指導現場やトレーニング現場で活用することができるとともに他の打撃を行うスポーツにとっても有用な情報となるため、社会的意義の高いものである。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 野球打者の下肢および体幹部の筋横断面積とスイングスピードとの関係2020

    • 著者名/発表者名
      谷中拓哉 森下義隆
    • 雑誌名

      トレーニング科学

      巻: 32 ページ: 223-232

    • NAID

      40022464558

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 野球選手における投打の回旋方向が体幹部の筋横断面積に及ぼす影響2019

    • 著者名/発表者名
      谷中拓哉、森下義隆、髙橋英幸
    • 学会等名
      第70回日本体育学会大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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