研究課題/領域番号 |
18K17849
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 環太平洋大学 (2020-2021) 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター (2018-2019) |
研究代表者 |
明石 啓太 環太平洋大学, 体育学部, 助教 (10740160)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 迎角 / 角運動量 / 姿勢制御 / バイオメカニクス / 競泳 / スタート局面 / 水泳 / スタート / 動作分析 / 最適化 / 入水 / 流体力 / 風洞 / シミュレーション |
研究成果の概要 |
競泳のスタート局面におけるブロック期、フライト期、エントリー期の動作がグライド期の減速に与える影響について検討した。その結果、グライド期の水平速度は入水完了時の水平速度で決定されること、入水完了時の水平速度には入水開始時の水平速度やエントリー期のセグメント迎角が影響することが明らかになった。また、エントリー期のセグメント角度にはフライト期の角運動量が影響しており、大きな角運動量を獲得できる泳者はブロック期初期に大きな力発揮をする特徴がみられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1.グライド期の水平速度を高く保つにはエントリー期初期のセグメントの前傾を保つ必要があり、これにはフライト期の角運動量が関連している。フライト期の角運動量がエントリー期の姿勢や迎角に影響することを初めて明らかにすることができた。エントリー期の姿勢制御を適正化するためにはフライト期の角運動量に着目することが必要と示された。 2.角運動量の重要性が明らかになったことで、ブロック期では水平速度だけでなく、角運動量も大きくすることが必要となり、ブロック期研究の新たな視点を提供することができた。
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