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レイティングを用いた対人競技における競技力評価法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K17862
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関了徳寺大学

研究代表者

石井 孝法  了徳寺大学, 健康科学部, 教授 (60735041)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード競技力評価 / 課題抽出 / レイティング / 対人競技 / レーティング
研究成果の概要

競技スポーツにおけるコーチは,アスリートの最高業績の達成を目的として適切な課題を設定し,それが解決できるようにプランをデザインしなければならない.これまで,様々な評価法(生理学的情報など)が用いられてきたが,これらは断片的であり,統一的な考察を行っても,競技力の問題を適切に抽出することができなかった.これを解決するために,本研究では,レイティング手法を用いて対戦した相手の主観的な情報から競技力とそれに関わる要因を数値化し問題を抽出することを試みた.数値化した競技力を従属変数として技能の各項目についてステップワイズ法で分析した結果,チーム全体の問題(組手と防御技術)を抽出できることが示唆された.

研究成果の学術的意義や社会的意義

コーチング実践では,様々な評価法(体力評価,生理学的情報など)が用いられているが,これらは断片的な集合で全体を適切に捉えることができないという問題があった.本研究は,「部分の総和は全体とは異なる」という視点で,全体(つまり競技力そのもの)から評価する方法を提案し,その数値化を試みた.レイティングを用いて対戦した相手の主観情報から競技力とそれに関わる要因を数値化し競技力の課題を抽出した.この結果,一度の計測で実績のあるコーチの評価と同じ課題を抽出することができた.全体からみた客観的合理性に基づく課題設定が可能になる.他の対人競技にも応用でき,国際競技力向上に役立つものと期待される.

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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