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生活習慣病における自律神経活動の特徴とそれに関連する因子の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K17877
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関久留米大学

研究代表者

岩田 慎平  久留米大学, 医学部, 助教 (10749526)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード運動 / 概日リズム / 糖代謝 / 肥満 / エネルギー代謝 / 生活リズム / 2型糖尿病 / 運動療法 / 自律神経活動 / 自律神経 / 食欲 / グレリン / 生活習慣病
研究成果の概要

2型糖尿病モデルマウスであるdb/dbマウスは食欲抑制ホルモンであるレプチンの作用が得られず、食行動異常をきたす。レプチンは自律神経にも関連しており、今回、我々はdb/dbマウスの行動やエネルギー代謝に対する運動の効果を観察した。
通常マウスにおいては明期で脂質を、暗期で糖質をエネルギー基質としていたのに対し、db/dbマウスのエネルギー代謝は明期、暗期ともに糖質を基質としていた。明期最後にdb/dbマウスへ運動介入を行ったところ呼吸商が低下し、さらに活動パターンにも変化が生じており、運動療法が糖尿病患者の生活リズムを改善させることにつながることを示唆する結果であった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

糖尿病や肥満といった生活習慣病は近年増加傾向にあり、生活リズムの乱れにより自律神経活動の乱れを生じている。食事療法に加えて運動療法は生活習慣病の予防や治療の基本となるが、運動の実践率は十分ではなく、その原因として社会生活を営む上で時間の余裕がないことが挙げられる。今回、限られた時間で効率の良い運動を見出すべく、糖尿病マウスに対して時間を決めて運動を行わせることでエネルギー代謝の効率を改善させた。今回は明期の最後、人の生活における明け方に運動を行っており、早朝の運動が生活習慣病の予防および治療に有用である可能性が示唆された。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] db/dbマウスのエネルギー代謝に対する運動およびSGLT2阻害薬の影響2021

    • 著者名/発表者名
      岩田慎平
    • 学会等名
      第64回日本糖尿病学会年次学術集会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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