研究課題/領域番号 |
18K17887
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山口 郁博 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (30735163)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | モデルベース型 / データ駆動型 / 皮質 / 視床 / 相転移 / 潜在的意味解析 / 縦断的 / 脳波 / 睡眠 / 覚醒 / 特異値分解 / 動的モード分解 / 名義データ / てんかん / 超概日リズム / 皮質視床系 / 脳波モデル / 物理学的 / 時系列 / 皮質-視床系 / 認知症 |
研究成果の概要 |
(1)皮質-視床モデルを用いた焦点性てんかんの物理学的モデルの構築、(2)睡眠段階時系列データからの概日リズム・超概日リズム抽出手法の提案、(3)認知症パーソンセンタードケアへの唾液アミラーゼ測定の有用性提示、を実施した。(1)では、物理学における相転移理論に倣うことで、モデルベース型の立場から焦点性てんかん発作について理論構築を行った。(2)では、睡眠段階を名義尺度として潜在的意味解析を行うことで、データ駆動型の立場から概日リズム・超概日リズムの新しい抽出法を提示した。(3)では、縦断データを個人ごとに解析することが、疾患者の個性に応じたケアを実施する一助になることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
身体活動あるいは疾患に関するデータの捉え方は、モデルベース型とデータ駆動型といったアプローチの違い、また数理、物理、生理、心理といった分野の違い、さらには大学と医療現場といった組織の違いにより、多様なものになっている。本研究においては、そのような多様な内容について、それらを融合する立場を取った。今後社会的にパーソンセンタードケアを発展させていく基盤構築の一助になった。
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