研究課題/領域番号 |
18K17905
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | びわこ成蹊スポーツ大学 |
研究代表者 |
藤林 献明 びわこ成蹊スポーツ大学, スポーツ学部, 講師 (10732844)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | コーチング / トレーニング / 技術指導 / 問題解決能力 / 言葉がけ / 技術 / 指導 / 声掛け / 問題解決 / 視点の融合 / 観点 / 助言 / 運動技能 / 技能評価 / 指導法 |
研究成果の概要 |
本研究では、①選手の視点から見たコーチに必要な能力・行動と②技術指導時の適切な声掛けの方法について調査した。 その結果、コーチには、競技に対する専門的な知識や、行動を含んだ人間性、公平性、選手の特徴に配慮したアプローチ、問題解決能力を引き出す能力、同一の助言に対して複数の言葉選びができる能力などの必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果から、近年、国や各種の教育研究期間から示された、未来へ向けたコーチングへの提言は広く浸透しつつあることが確認された。一方これらの提言は、コーチが想像する以上に、選手側から求められる度合いが強い可能性も示唆された。 さらに、具体的内容として、競技スポーツに対する専門知識は大前提として、コーチがコーチの役割を担う場面での立ち振る舞いや言動、指導行為を行う際の留意点、競技スポーツに限定されない問題解決を導く課題や解決手段の設定を助ける能力、同一の助言に対して複数の言葉選びができる能力などが導き出されたことから、本研究の成果はコーチが自己研磨する際の道標となる意義を有して要ると考えられる。
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