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運動中の筋糖取り込み率を中心とした運動抵抗性メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K17936
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関順天堂大学

研究代表者

加賀 英義  順天堂大学, 医学部, 助教 (90814757)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード運動 / 内因性糖産生 / インスリン感受性 / インスリンクリアランス / インスリン抵抗性 / 運動抵抗性 / 異所性脂肪
研究成果の概要

5日間の連続した有酸素運動介入前後での安静時の内因性糖産生、臓器別インスリン感受性、インスリンクリアランスの評価を行った。運動介入により、体脂肪率、空腹時血糖は有意に改善したが、空腹時のインスリン値や内因性糖産生、グルコースクリアランス、インスリンクリアランスは不変であった。すべての被験者で肝臓または骨格筋のインスリン感受性は改善していたが、10%は肝臓のみ、25%は骨格筋のみインスリン感受性の改善を認めた。連続した5日間の有酸素運動により、すべての被験者でインスリン感受性は改善するものの、被験者により臓器別のインスリン感受性に対する寄与度が異なることが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

糖尿病の発症予防や治療手段として運動療法が推奨されているが、その指針は有酸素運動やレジスタンス運動などの強度・時間・頻度を一律的に示すのみである。その効果は個々で異なり、同様の運動でも一部の被検者では運動により血糖低下効果が出にくい「運動抵抗性」を示すことが知られている。また、運動によるインスリン感受性の改善には臓器特異性があることが示唆されるが今まで明らかとなっていなかった。本申請により5日間の連続した有酸素運動が臓器別のインスリン感受性に対する寄与度が異なり、これらの詳細なメカニズムが今後検討されることにより、運動療法のPrecision Medicineの確立が期待される。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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