研究課題/領域番号 |
18K17937
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
都築 孝允 名城大学, 薬学部, 助教 (20780068)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 運動 / 肥満 / 糖尿病 / インスリン抵抗性 / レドックス制御機構 / Nrf2 / 抗酸化物質 / ケルセチン / Akt / レドックス制御 / グルコラファニン / スルフォラファン / 一過性運動 / AMPK / 経時変化 / 2型糖尿病 / レドックス / 酸化ストレス |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、運動による肥満/糖尿病の改善効果におけるレドックス制御機構の役割を明らかにし、これらの疾患に対する効果的な運動を提案することであった。レドックス制御機構の主要な転写因子であるNrf2の欠損は、骨格筋および肝臓のインスリン感受性を低下させることが明らかとなった。加えて、運動トレーニングとNrf2活性化剤の併用は、肥満およびインスリン抵抗性の改善に効果的な手段の一つとなる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動は肥満や糖尿病といった代謝疾患の改善に効果的であることが明らかにされてきたが、これらの疾患を改善するメカニズムについては不明な点が未だ多い。本研究では、運動が肥満/糖尿病を改善するメカニズムをレドックス制御機構の観点から検討し、主要な転写因子であるNrf2はインスリン感受性に影響を与えることを見出した。加えて、Nrf2活性化剤と運動の併用はインスリン抵抗性の改善に効果的であったことから、肥満/糖尿病などの代謝疾患に対する効果的・効率的な運動プログラムの開発の一助となることが期待される。
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