研究課題/領域番号 |
18K17952
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 筑波大学 (2019-2020) 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター (2018) |
研究代表者 |
田名辺 陽子 筑波大学, 体育系, 研究員 (90781873)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | クルクミン / トレーニング / 筋肥大 / 筋損傷 / curcumin / training / hypertrophy |
研究成果の概要 |
クルクミンは抗炎症・抗酸化作用を持つ成分であり、短期的なクルクミン摂取は運動後の筋損傷の回復を早める可能性が報告されている。しかし、長期的なクルクミン摂取が筋に及ぼす影響は明らかでない。本研究では、長期的なクルクミン摂取が筋力トレーニング後の筋肥大や筋機能に及ぼす影響を検討することを目的としていたが、COVID-19のため、一部計画を変更し、大学生競技者におけるクルクミン摂取が競技現場(サッカーの試合)で起こる筋損傷に及ぼす影響について検討した。その結果、大学生競技者における試合前後のクルクミン摂取は、筋損傷に関する指標(CK、筋痛、ジャンプテスト)に影響を及ぼさないことが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、競技者におけるクルクミン摂取は、実際の競技現場で起こる筋損傷の予防、または筋損傷からの回復の促進に寄与しない可能性が示唆された。今後は種目、競技レベル、摂取する場面・量など様々な条件でクルクミンの効果を検討していく必要があると考えられる。
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