研究課題/領域番号 |
18K17956
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
盛 喜久江 東京農業大学, 応用生物科学部, 助教 (10805956)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 糞便 / 代謝産物 / ヒト糞便 / 温度条件 / 短鎖脂肪酸 / 胆汁酸 / 短鎖脂肪酸分析 / 採取方法 / 温度 / 精度管理 |
研究成果の概要 |
糞便中には夾雑物が多く、代謝産物は外部環境の影響を受けやすいため、サンプルの採取方法や保管方法は重要である。そこで本研究では糞便中の代謝産物の測定において適切な精度管理を行うために、採取方法や保存方法が脂肪酸と胆汁酸の種類やその濃度に与える影響を検討した。 種々の短鎖脂肪酸と胆汁酸濃度において、コントロールサンプルとの有意な差は認められなかった。また、常温に暴露している時間による濃度変化は、一部の短鎖脂肪酸において示唆されたが、有意差は認められなかった。サンプルの数および量を増やし、検討する必要があると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今まであまり配慮されていなかった採便方法や保存方法など前処理によってどのように代謝産物が温度や湿度の影響をうけるのかを詳細に検討し、どのような条件が代謝産物の測定に影響を与えるのかが明らかとなれば、採取・保存状況の違いを考慮した考察ができる。研究間同士の真の比較検討が可能となれば、腸内細菌の研究を発展させるうえで基礎的なデータとなり得る。
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