研究課題/領域番号 |
18K17969
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
LOH PING・YEAP 九州大学, 芸術工学研究院, 助教 (60814952)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | carpal tunnel sydrome / precision grip / power grip / grip width / エルゴノミクス / carpal tunnel syndrome / office ergonomics / ergonomics / pinch / grip / median nerve / electromyography |
研究成果の概要 |
(1)ピンチ幅と形状(convex, concave)がピンチ力に与える影響と関連性を検討した.ピンチ動作(two-point pinch,three-point pinch,lateral pinch)はピンチ幅が高いほど,ピンチ力が強いことが示唆された.また,convex表面よりconcave表面が高いピンチ力を示した. (2)手首姿勢と握力割合が手根管を通る正中神経の面積に与える影響を検討した.その結果,手首の伸展と屈曲姿勢で,正中神経の面積が小さくなった.そして握力割合が大きいほど,正中神経がさらに圧迫されることが示唆された.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,握力(precision grip, power grip)と異なる握り幅による前腕筋活動と正中神経形状の変化を検討した.これらの結果は,作業中様々な握り幅や握り姿勢における前腕筋活動や正中神経への影響することを示した.作業関連筋骨格系疲労の対策として,エルゴノミクスデザインにつながる可能性を示唆する点で重要である.
|