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メタボリックシンドロームによる皮膚機能の脆弱化メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K17980
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関東京農業大学

研究代表者

山根 拓実  東京農業大学, 応用生物科学部, 助教 (80637314)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードメタボリックシンドローム / レプチン / 皮膚 / コラーゲン / 肥満 / 分子生物学
研究成果の概要

メタボリックシンドロームは、皮膚のバリア機能の低下、創傷治癒の遅延やアトピー性皮膚炎等の発症リスクを増大させることが報告されている。しかしながら、メタボリックシンドローム罹患者でこのような皮膚の機能障害が引き起こされる分子メカニズムは不明である。本研究課題ではメタボリックシンドロームモデルマウスを用いて分子生物学的観点からメカニズムの解明を試みた。その結果、メタボリックシンドロームによるレプチン抵抗性の発症がI型コラーゲンの分解促進及び遺伝子発現の低下を引き起こし、皮膚機能を脆弱化させる可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題よりメタボリックシンドロームによるレプチン抵抗性がI型コラーゲンを減少させ、皮膚機能を脆弱化させている一要因であることが明らかになった。今後、皮膚脆弱化に関する分子標的が同定されれば、本研究成果は機能性食品や創薬等の研究開発につながる非常に汎用の高いエビデンスとなる。また、皮膚は美容的観点からも関心が高いため、本研究成果を社会に発信することがメタボリックシンドロームの予防のための行動変容を引き起こし、人々のQOLの向上につながると考えられる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2020 その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (2件)

  • [学会発表] メタボリックシンドロームにおけるレプチン抵抗性が皮膚中I型コラーゲン合成に及ぼす影響2020

    • 著者名/発表者名
      山根拓実,天野莉夏,鈴木裕大,瀧澤絹華,金野凌介,岩槻健,大石祐一
    • 学会等名
      日本農芸化学会2020年度大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] メタボリックシンドロームにおけるOb-Rbシグナル阻害が皮膚中I型コラーゲン合成に及ぼす影響2020

    • 著者名/発表者名
      山根拓実,馬居ちひろ,外山莉湖,天野莉夏,鈴木裕大,瀧澤絹華,金野凌介,岩槻健,大石祐一
    • 学会等名
      第74回日本栄養・食糧学会大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [備考] 東京農業大学 研究者詳細

    • URL

      http://dbs.nodai.ac.jp/view?l=ja&u=100000791

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [備考] 東京農業大学 教員・研究情報詳細

    • URL

      http://dbs.nodai.ac.jp/view?l=ja&u=100000791

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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