研究課題
若手研究
本研究課題では、下腿周囲径計測によるサルコペニア簡易評価の臨床的意義とその確立に向けた研究の実施を目的とした。肥満や年代等どのような特性を有する対象者であっても下腿周囲径計測によりサルコペニアの評価が可能かを検討し、肥満状況や年代にかかわらず、下腿周囲径は筋量の簡易評価に適用できる可能性が示唆された。また、簡便かつ高精度な筋量評価のための簡易推定式の作成を行い、下腿周囲径を含めた簡易な形態指標(身長、体重、腹囲)を用いた四肢筋量の推定式を作成した。
サルコペニアは、「加齢に伴う筋量や筋力の低下」と定義されている。超高齢社会に突入した我が国において、要介護リスクであるサルコペニアを早期に発見し、予防・改善の対策を行っていくことは重要である。しかしながら、国民がサルコペニアか否かを常時的に評価できるような環境は整備されていない。本研究の結果、肥満や年齢にかかわらず、下腿周囲径が筋量の簡易評価に適用できることが示唆された。また、下腿周囲径を含めた簡易な形態指標を用いた筋量の推定式を開発した。
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