研究課題/領域番号 |
18K17991
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
村岡 秀崇 産業医科大学, 医学部, 非常勤医師 (80749317)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 低栄養状態 / 維持透析患者 / 冠動脈疾患 / 光干渉断層法 / 石灰化プラーク |
研究成果の概要 |
研究期間内に41名が登録され、低栄養群は16症例(39%)であった。臨床背景・検査所見は両群で有意差は認めなかった。定量的冠動脈造影では、責任病変・非責任病変ともに有意差は認めず。FD-OCTによるプラーク組織性状評価では、石灰化プラークの割合や成分が低栄養群で高かった。 中間期では、責任病変の新生内膜は新生動脈硬化(石灰化)の割合が低栄養群で高かった。非責任病変では、石灰化プラークの割合や成分が低栄養群で有意に高かった。多変量解析では、石灰化プラークの変化を予測する因子として「GNRIでの低栄養」が挙げられた。中間期・慢性期の心血管イベントには2群間で有意な差は認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
透析患者にて低栄養状態が動脈硬化進展に関連があるという仮説を立て、冠動脈画像診断装置である光干渉断層法(FD-OCT)を用いて、栄養状態と冠動脈プラークとの関連を調べた。同様の研究はこれまでに報告がないことから本研究の学術的意義は高いものと考えた。 低栄養群において、ステント留置時に責任病変・非責任病変ともに石灰化プラークを多く認めた。中間期までの解析に留まったが、責任病変の新生内膜は新生動脈硬化(石灰化)の割合が高かった。非責任病変では、石灰化プラークの割合や成分が有意に高かった。多変量解析では、石灰化プラークの変化を予測する因子として「GNRIでの低栄養」が挙げられた。
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