研究課題/領域番号 |
18K18031
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分60050:ソフトウェア関連
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
柴田 将拡 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 准教授 (10806095)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 自律分散システム / モバイルエージェント / 集合問題 / g-部分集合問題 / 均一配置問題 / 動的ネットワーク / 自律分散ロボット群 / 自律分散ロボット / 個体群プロトコル / 分散システム / 自律分散ルーティング / 部分集合 / 均一配置 / 耐故障性 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、ネットワーク中を自律的に移動する複数体のモバイルエージェント(以下、エージェント)がg体以上ずつのグループに分かれて集合するような自律的な移動を要求するg-部分集合問題、エージェントが均等に配置することを要求する均一配置問題に主に着目し、エージェントが持つメモリ量や前提知識が少ない状況下や、通信リンクの接続状況が一時的に不安定になるような状況下でも、これらの問題を解決するアルゴリズムを設計することで、大規模・複雑な状況下でもエージェント間の協調動作を実現させるフレームワーク確立のために必要ないくらかの要素技術を完成させた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の自律分散システムは大規模化・複雑化が進行しており、ネットワークの一時的な故障は避けられない。また、従来のエージェントは多くのメモリ情報を有した状態でネットワーク中を動作し、このことは消費電力の増加にもつながる。本研究課題で得られた、少ないエージェントメモリや移動コストでg-部分集合問題や均一配置問題を解決するアルゴリズムの成果を適用すると、上記の問題を解決できることが期待できる。
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