研究課題/領域番号 |
18K18035
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
渡部 康平 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (10734733)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ネットワーク / シミュレーション |
研究成果の概要 |
シミュレーションによりQuality of Service (QoS) 正確に評価するには高精度なモデル化が重要だが,一般に困難である.精度良くモデル化が達成できても,稀にしか発生しない事象 (稀事象) を評価する場合,評価が困難である.ネットワークモデルが既知の場合,Importance Sampling (IS) 法を用いることができるが,実トラヒックに適用するのは難しい.本研究課題では,トラヒックのモデル化を行うことなく,シミュレーションによりパケット廃棄率を高精度に推定する方法を提案した.実トラヒックデータを用いた待ち行列により検証を行うことで,提案法の有効性を確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
通信ネットワークにおいて,シミュレーションを使ってその品質を評価することは重要である.本研究課題により,品質低下が稀にしか発生しないような超高信頼ネットワークのシミュレーションを短時間で実施できるようになった.よって,本研究課題は,高品質な通信インフラ構築のための基礎技術として重要な意味を持つ.
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