研究課題/領域番号 |
18K18045
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 奈良女子大学 (2022) 広島工業大学 (2020-2021) 立命館大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
瀧本 栄二 奈良女子大学, 情報基盤センター, 准教授 (90395054)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 情報セキュリティ / ネットワーク / マルウェア / シミュレーション / ネットワークセキュリティ / ネットワークシミュレータ / DDoS攻撃 / ネットワークシミュレーション |
研究成果の概要 |
ネットワークシミュレータ上に,コマンド&コントロール(C&C)サーバを模倣するノードを作成し,実機上で動作するIoT機器を対象とするマルウェアMiraiおよびその亜種と通信させる機構を作成した.また,ネットワーク構造に依存しない仕組みを取り入れ,かつ通信内容をすべてシミュレータに引き込むことで,外部に影響を与えることなくマルウェアを動作させることを可能にした.これにより,ボット系マルウェアの解析や検証を容易にし,セキュリティ強化やセキュリティ教育への応用が期待できる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
情報セキュリティ対策は喫緊の課題である.本研究成果によって,外部に設置されたC&Cサーバとの連携が前提となるボットの動作確認,動作解析を容易にすることができる.これにより,動作解析の結果をセキュリティ対策に組み込むことが想定できる.さらに,実際のマルウェアの振舞いを安全に確認できるため,情報セキュリティ教育への効果も期待できる.
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