研究課題/領域番号 |
18K18050
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分60070:情報セキュリティ関連
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
藤本 大介 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (60732336)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ハードウェアセキュリティ / センサセキュリティ / 計測セキュリティ / ToF方式センサ / センサーセキュリティ / 電磁環境両立性 |
研究成果の概要 |
本研究は、自律制御システムで外界の情報を取得するセンサデバイスの取得過程におけるセキュリティに関して、センサへの入出力となるアナログ信号に着目し、攻撃可能性の評価、および対策技術の検討を行った。攻撃可能性の評価のために実センサを用いた攻撃再現環境を構築し、その過程において電磁波を通じたセンサの測定タイミングを攻撃者が取得できた際に攻撃範囲が拡大することを明らかにした。また、対策技術としてデジタル信号変調がアナログ信号に変換される過程での非線形性により攻撃者が外部でアナログ信号を取得したとしても再現が困難になる可能性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた知見は、自動運転などの眼となるセンサデバイスに関するものであり、同様の計測原理を持つセンサ全般に応用できる可能性がある。そのため、社会実装が進む自動運転デバイスに対して悪意を持つ攻撃者の攻撃を事前に検討することが可能になり、未然に攻撃を防ぐことに役立つ可能性がある。
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