研究課題/領域番号 |
18K18089
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
末石 智大 東京大学, 情報基盤センター, 特任講師 (80807842)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 高速ビジョン / 高速画像処理 / 三次元トラッキング / 姿勢推定 / マーカー / 再帰性反射 / ジェスチャー認識 / トラッキング / 高速トラッキング / 高速光軸制御 |
研究成果の概要 |
広域移動する人間の手指の姿勢情報を高速に取得し即時情報呈示に活かす装着型マーカーの実現が本研究の目的である.主な研究成果として,複数の立体的楕円から成る指輪マーカーを新規開発した.パラメトリックな曲線表現である楕円形状を3Dプリントで再現し,2ミリ秒以下の特徴抽出・最適化処理を含む高速画像処理アルゴリズムを開発し,低遅延高速プロジェクタと連携させ手のひらへのダイナミックプロジェクションマッピングも実現させた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人間の手指を入出力に用いる情報機器において,従来技術ではセンシング機器の高速性や装着性に大きな課題があった.特に高速低遅延性と装着持続性の両立は,人間のダイナミクスへの自然な対応・高度な人間機械協調システムに肝要であり,主たる研究成果である楕円群指輪マーカーはその両立戦略を具現化した要素技術である.高速映像投影による即時情報フィードバック系の一例も示したことで,高度な人間機械協調システムへの更なる活用が期待される.
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