研究課題/領域番号 |
18K18096
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
福島 拓 大阪工業大学, 情報科学部, 講師 (40714829)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 多言語間対話支援 / 用例対訳 / 多言語間コミュニケーション支援 / 多言語用例対訳 / 医療分野 / 医療支援 |
研究成果の概要 |
機械翻訳技術は急速に発展しているが,完全に正確な翻訳は現時点では難しい.そこで,正確な多言語間対話支援が求められる場では,用例対訳が多く用いられている.用例対訳は,あらかじめ正確に翻訳された用例群である.本研究では,用例対訳とメディア複合型対話様式を活用した多言語間対話支援環境の構築を行った.メディア複合型対話様式は,画像や尺度などのテキスト情報以外を含む対話様式である.実験から,従来手法と比較して正確な多言語間対話支援が可能であることを確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
メディア複合型対話様式を用いた多言語対話シート作成システムの実験より,従来は機械翻訳を利用せざるを得なかった質問への回答内容をより正確かつ短時間で質問者に伝達可能となる可能性を示した.また,穴あき用例を用いた多言語用例対訳作成手法の実験より,多言語話者の負担が少ない用例対訳作成が可能となること示した.本成果により,より正確な多言語間対話支援につながると考えられる. ワードクラウドを活用した和菓子の味覚可視化手法の実験より,和菓子を食べる前後に存在していた味や食感の齟齬を減らすことができる可能性を示した.本成果により,より適切な文化の違いの伝達支援につながると考えられる.
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