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永久磁石の磁気力を用いた力触覚フィードバック機構の設計手法

研究課題

研究課題/領域番号 18K18097
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

尾形 正泰  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究員 (60783818)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード触覚 / ヒューマンインタフェース / 磁石触覚 / 力触覚フィードバック / シミュレーション / 電磁気学 / HCI
研究成果の概要

永久磁石の磁気力を用いた力触覚フィードバック(磁石触覚)を実現するために、工学的な計算手法および人間の感覚器との関係性を明らかにした。また、デジタルファブリケーションとの組み合わせによって、磁石触覚のための設計および組み立てが可能になった。実現したい磁石触覚のための磁石配置を決定するためには複雑な電磁気計算が必要となるが、これを容易に行うための計算手法と、設計のためのフレームワークを実現した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

一概に感触といっても人間の感覚器は振動や剪断力などを個別に受容しており、触覚や力覚として分類される。モノの設計においても、これらを合わせた触力覚を複合的に提示する方法が必要である。本提案での目標は、個人がパーソナルファブリケーションを用いて物質的なコンテンツを作り出せる時代において、今までよりも簡単に、また今まで実現されなかった力触覚を提示する機構を設計する方法と、これらを効果的に組み立てる方法を見つけることである。技術的な方法として、容易に入手可能な永久磁石を筐体に組み込むことで、3Dモデルでの設計を可能としながら、力触覚フィードバックを設計できるようにした。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件)

  • [雑誌論文] 磁石触覚の設計と応用――永久磁石を用いた力触覚フィードバック2020

    • 著者名/発表者名
      尾形正泰
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌

      巻: Vol.61, No.2 ページ: 211-220

    • NAID

      170000181675

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] Magneto-Haptics: Embedding Magnetic Force Feedback for Physical Interactions2018

    • 著者名/発表者名
      Ogata Masa
    • 雑誌名

      Proceedings of the 31st Annual ACM Symposium on User Interface Software and Technology (UIST 2018)

      巻: 1 ページ: 737-743

    • DOI

      10.1145/3242587.3242615

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 査読あり / 国際共著

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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