研究課題/領域番号 |
18K18103
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分61030:知能情報学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山口 拓真 名古屋大学, 工学研究科, 特任助教 (30745964)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 意思決定 / インタラクション / ハイブリッドダイナミカルシステム / 運転知能 / 運転行動解析 / すれ違い運転 / PWARXモデル / 運転行動 / ドライバ間インタラクション / ゲーム理論 / ドライバモデル |
研究成果の概要 |
本研究では,駐車車両付近のすれ違い行動をPWARXモデルと呼ばれるハイブリッドダイナミカルシステムを用いて解析を行った.対象としたすれ違い行動では,相手に道を譲る,あるいは先に道を進むという二種類の行動が考えられる.また,その際には相手の行動を考慮しする必要があり,インタラクティブなタスクとなっている.そこで,この離散的な判断と連続的な運転行動を同時に表現する手法として,PWARXモデルを用いて運転行動における判断特性の解析をした.モデルによる予測速度と観測データの誤差を評価したところ,1.5割程度の誤差で予測できることが確認できた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
車の運転は他の交通参加者を考慮してスムーズかつ安全に走行しなければならない.そのため,他の交通参加者がどう動くか,どのように判断するか考慮しながら行動する必要がある.運転支援や自動運転を実現するためには,このようなインタラクティブな運転行動をモデル化する必要があるため,判断と操作を同時に表現可能なPWARXモデルという手法を用いてモデル化を行った.
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