研究課題/領域番号 |
18K18126
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分61040:ソフトコンピューティング関連
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研究機関 | 岡山理科大学 |
研究代表者 |
麻原 寛之 岡山理科大学, 工学部, 准教授 (50709615)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 熱電池 / DC-DCコンバータ / 分岐現象 / 安定性解析 / 最大電力点追従制御 / クリーンエネルギー / パワーエレクトロニクス / 非線形現象 |
研究成果の概要 |
本研究は、排熱発電システムに用いられる電力変換回路の定性的性質を解明し、回路理論の発展および将来的な排熱発電システムの実用化に資する取り組みである。電源に熱電池を有するDC-DCコンバータは、電源と負荷をインピーダンスマッチングさせ、熱電池から最大電力を取り出す電力整合機能が求められる。研究実施期間内に、熱電池を有する昇圧型DC-DCコンバータの最適な回路パラメータの導出および最大電力点追従制御の実装による性能評価を行うことを主目的に取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
排熱から電気を発電する熱電池に関する研究は、古くから精力的に行われている。しかし、既存研究成果の多くは、熱電発電材料開発に関するものがほとんどである。一方、熱電池を有効利用するためには、負荷との電力整合のため、電力変換回路に接続する必要がある。したがって、熱電池を産業分野に普及させるためには、熱電池へ接続することに特化した(最適化設計された)電力変換回路を開発し、分野横断的に技術統合する必要があるといえる。本研究は、熱電池へ接続することに特化した電力変換回路の要素技術開発を通じて、得られた研究成果を回路理論の発展および産業分野へフィードバックする。
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