研究課題/領域番号 |
18K18142
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分61060:感性情報学関連
|
研究機関 | 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 |
研究代表者 |
西村 崇宏 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 発達障害教育推進センター, 研究員 (70733591)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | デジタル教科書・教材 / ユーザビリティ / タッチパネル / 人間工学 / ドラッグ / ヒューマンインタフェース |
研究成果の概要 |
本研究では,タブレットなどのタッチパネル情報端末に取り込んだデジタル教科書・教材のユーザビリティ向上を目指して,ドラッグに関する操作性および運動特性を評価した.その結果,ドラッグで操作するスライダについて,指先とスライダサムの移動比率を変化させることで操作性は向上する可能性が示唆された.また,ピーク速度の出現時点を境界としたときの運動成分の比率など,ドラッグの運動特性に関する基礎的な知見を得ることができた.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
タッチパネルのユーザビリティについて,タップやスタイラスによる入力を対象とした研究はこれまで数多く行われてきたが,基本的な操作方法の一つであり,教育用コンテンツでも頻繁に利用されるドラッグのユーザビリティについては十分な知見を得られていなかった.これに対して本研究では,ドラッグの操作性および運動特性に関する基礎的な知見を示すことができた.本研究で得られた知見は,タブレットなどで動作させるデジタル教科書・教材のユーザインタフェース設計において有益であると考えられる.
|