研究課題/領域番号 |
18K18165
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高本 尚弘 東京大学, 医学部附属病院, 病院診療医(大学院生) (60814704)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 小児 / 内視鏡手術 / トレーニング / 手技評価 / 鉗子 / 圧検出 / 内視鏡外科手術 / 高難度症例 / 即時性 / 客観性 |
研究成果の概要 |
これまでの手技評価は、ドライボックス内の単純な縫合タスクにおいて、縫合後の創の状 態を静止画像から解析するという縫合後の結果を評価した方法はあり、すでに市販化されている。しかし、手技中の操作評価については、特に小児外科の狭い術野においては、正確な計測ができていない上、手技操作の何を評価しているのか分かっていない。本研究は、鉗子の動きをハプティックデバイスを用いて計測したり、画像解析の手法を用いて、縫合時における鉗子のスムースな操作や手技の正確さといった手技操作中の評価を客観的かつ迅速に行う方法を開発することを目的とする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児内視鏡手術は、患者へのメリットが大きいものの、小児独自の高度な技術が伴う上、小児外科疾患が非常に希少であるため、内視鏡手術を行う機会が限られる。そのため、術前トレーニングが必要だが、これまでは真の手技評価が行えるツールがなかった。さらに、その評価結果を訓練者にすぐにフィードバックすることができず、練習が長続きしなかった。そこで、手技を点数化して評価し即座に被験者にフィードバックするシステムがあれば、自身の技能レベルを訓練者のみならず周囲スタッフも把握することができ、効率的かつ正確な訓練が促進され、強いてはon the job trainingの回避と少子化対策にも繋がるものと考えられる。
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