研究課題/領域番号 |
18K18167
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
大野 恵理 三重大学, 教育学部, 准教授 (40813845)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ICT / 小学校外国語 / 教員研修 / オンライン / 探求の学習共同体 / オンライン教員研修 / 探求共同体 / フォニックス / 小学校外国語活動 / 小学校教員 / オンライン研修 / 探求の共同体 / カリキュラム / 英語 / オンラインコース / 研修 |
研究成果の概要 |
本研究では、以下の4点を明らかにすることができた。(1)オンライン教員研修は、理論に結びついた実践のテーマにすることニーズがあること、(2)小学校教員が外国語を指導する上での喫緊の課題は「フォニックスの基礎知識や指導法」で、本研究ではフォニックスを中心に行った、(3)オンライン研修に参加した教員に、探求の学習共同体が成立するように自立学習とオンライン・グループワークを課し、全ての参加者がオンライン研修の全日程を修了することができた、(4)全ての参加者が、フォニックスの基礎知識や指導法を身に付けることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、コース・デザインを工夫することで、オンライン学習者に「探求の学習共同体」が成立したことである。本研究では、学習者が各自がテキスト等で学ぶ「自立学習」と、学習者が3~4名がグループで学ぶ「オンライン・グループワーク」をデザインした。グループワークの前に各自で自立学習をして基礎知識を身に付けたあと、グループワークで指導法を学びあうことで、「探求の学習共同体」が成立した。コロナ感染症防止のため、教員研修の多くはオンライン形式となっているが、本研究で開発された「探求の学習共同体」が成立する効果的なコースデザインは、オンライン研修のモデルになると考えられる。
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