研究課題/領域番号 |
18K18173
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分62040:エンタテインメントおよびゲーム情報学関連
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
石川 知一 東洋大学, 情報連携学部, 准教授 (30635545)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | コンピュータグラフィックス / 最適化 / シミュレーション / アニメーション / クロスモーダル / CG / 効果音 / アニメーション制作 / 物理現象 / パラメータ推定 |
研究成果の概要 |
本研究は,音源に適したCGのアニメーションを出力することを目的とした。 特定のアニメーション制作時に,現在アナログで行っている作業をデジタル上で再現するツールを実装し,実際に利用してもらうことで必要なパラメータを確認する実験を行った。また,別のシーンではキーフレームで指定した通りに中割を作成する際,初期パラメータの最適化によって実現できるのかを確認した。 映像から得られる特徴量と,BGMから得られる音楽の特徴量とこの印象語を関連付けられるかと,人間が最適だと感じる映像とBGMの組み合わせについてアンケート調査を行った。このデータを利用して映像に適したBGMの検索システムを提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
デジタルアニメーションではアーティストのユーザビリティの観点からもいくつかのパラメータによって再現することが求められている。本研究では限定的なシーンではあるが,そのパラメータを特定することと,その最適化によってアニメーションを作成することが有効であることを確認した。 また,本研究ではアンケート調査により人が音から受ける印象を感性語によって動画・音楽特徴量と関連付けることで,CG分野の制作工程に寄与するだけでなく,VRの分野においてもクロスモーダルの観点から人が耳から受ける刺激と映像のマッチングについて貢献できると考えている。
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