研究課題/領域番号 |
18K18219
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分64030:環境材料およびリサイクル技術関連
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研究機関 | 石川県立大学 |
研究代表者 |
馬場 保徳 石川県立大学, 生物資源環境学部, 講師 (70747823)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | リグノセルロース / ルーメン微生物 / メタン / メタゲノム / メタトランスクリプトーム / メタン発酵 |
研究成果の概要 |
リグノセルロースは,地球上の炭素源として最も大量に存在する天然高分子であり,エネルギー化合物(メタン)への変換は,人類が実用化を求める最重要課題の一つである。申請者らは、牛のルーメン(第一胃)液を活用したルーメンハイブリッド型メタン発酵システムを開発し、ルーメン液で前処理することにより,リグノセルロースからの高収率メタン生産が可能となることを見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本技術が確立されれば,世界の農業残さ5億2千万トンから4646.4億kWh(≒日本の年間消費電力の半分相当)の電力生産が可能となり,原子力および化石資源への依存低減に寄与できる。また,いつでもどこにでも存在する雑草,農業残さなどから,メタンが生産できるようになるため,停電および停ガスを伴う災害時に,炊き出しや電気を生産できる防災拠点として機能することができる。
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