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河川合流部の地形の成因と水生生物の生息状況に基づく環境配慮型河川改修技術の構築

研究課題

研究課題/領域番号 18K18222
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分64040:自然共生システム関連
研究機関長崎大学 (2019)
九州大学 (2018)

研究代表者

田中 亘  長崎大学, 工学研究科, 助教 (60795988)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード河川合流点 / 河床単位 / 生物多様性 / 合流角度 / 河川改修 / 河床地形 / 河川合流部 / 多自然川づくり
研究成果の概要

河川の合流部は,生物種のホットスポットとして高い保全価値を持つ反面,治水上の要点でもあることから今後人為的なインパクトは増加していくものと考えられ,環境に配慮した改修技術の確立は喫緊の課題である.本研究では,合流点における水生生物の分布パターンと河床地形の出現パターンの特徴,近代に河川改修された合流点における河床単位(瀬や淵のこと)の分布変化を明らかにした.

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により,合流点には多様な河床単位が生じ,そうした物理環境の多様さから多くの生物種が生息していることが示唆された.また,本川と支川の流量比や合流角度に応じた典型的な河床単位の出現パターンが明らかとなった.合流点においては,合流角度の減少や川幅の拡大といった河川改修が多くの場所で行われており,それにより合流性の淵や合流点直上流の早瀬などの河床単位が減少し,環境が単調になっていることが明らかとなった.本研究は,合流点における環境に配慮した改修技術の確立のための基礎的な知見となるものと期待される.

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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