研究課題/領域番号 |
18K18239
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分64060:環境政策および環境配慮型社会関連
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
桜井 良 立命館大学, 政策科学部, 准教授 (40747284)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 環境教育 / 評価 / ロジックモデル / 地域への愛着 / 保全意欲 / アクションリサーチ / 意識調査 / 社会心理学 / 環境教育評価 / 保全行動 / 再生活動 / 海洋学習 / 絵の描写 / 長期継続意識調査 / 360度フィードバック / 保全教育 / 実務者と研究者との協働 / テキストマイニング / 環境教育プログラムの評価 / 里海教育 / 評価手法 / 研究者と実務者との協働 / 聞き取り調査 / アンケート / 環境教育プログラム / 研究者と実践者との共同 / 教科書 |
研究成果の概要 |
本研究は新たなる環境教育の評価手法の開発を目的として、理論や実践の蓄積が進む北米の評価研究を参考にしながら、日本の歴史・文化・社会的背景やこれまで国内で行われてきた実践事例を踏まえ、日本型の評価手法を提案することを目指した。中学校における海洋学習の評価研究においては生徒への聞き取り、アンケート、さらに生徒が描写した絵の分析など、多様な手法を用いて同プログラムの効果を明らかにした。清里ミーティングの評価研究においては、実務者と研究者によるアクションリサーチを行い、同プログラムの短期・中期・長期アウトカムを示すロジックモデルを完成させ、プログラムの到達点と今後の目標を明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は日本の環境教育研究ではまだあまりなじみがなかったロジックモデルやセオリー・オブ・チェンジなど、多様なツールを用いてプログラムの効果を明らかにし、評価におけるそれぞれの手法の有効性を示したことである。またアクションリサーチを通して研究者と実務者が行う共同研究の在り方を示したことも学術的意義である。社会的意義は実務者と研究者との協働の成果がその後のプログラムの目標の再設定や内容の改善につながるなど、実際の活動に反映されたことである。
|