研究課題/領域番号 |
18K18247
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 愛知大学 (2020-2022) 京都大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
友松 夕香 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (70814250)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 農業変容 / 植民地行政 / 日誌 / 開発 / 農業 / 科学技術 / ジェンダー / ローカルヒストリー / 国連 / 言説分析 / アフリカ / 近代化 / 農業普及員 / 開発コンサルタント / グローバルヒストリー / シアナッツ / サバンナ地域 / 家計 |
研究実績の概要 |
2022年度は2年ぶりにフィールドワークを再開することができた。8月時点では外務省の感染症危険情報により、調査地であるガーナへの渡航が禁止されていた。このままガーナで調査ができない可能性も考え、かわりに中部アフリカのブルンジのコーヒー生産地を訪問し、調査した。その後、ガーナ渡航が許可されたため、2月はガーナで調査をした。ガーナ北部のタマレ近郊の農村部にて、経済変化、小規模農家の生計状況、土地開発、アグリビジネスの歴史的展開について聞き取りをおこなった。また、開発研究大学のシニア研究員の方とガーナ北部における土地開発の歴史と現状に関して意見交換をおこなった。ガーナ大学アフリカ研究所では、同じくガーナ北部で農業を題材に文化人類学的研究をしている研究者と研究交流をした。約2週間という短い期間だったが、3年ぶりのガーナ調査でフィールドの感覚を思い出し、成果発表に向けて意欲が高まった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2020年度から2021年度はコロナウィルス感染症が流行した。このため、ガーナをフィールドにする本研究は渡航による調査ができず、また大学でのリモート授業の対応に時間がとられた。2022年度はようやく調査が再開でき、大学の授業も落ち着いたため、研究に戻ることができた。
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今後の研究の推進方策 |
当初、本研究は2021年度までの予定だった。しかし、コロナウィルス感染症の流行で調査ができず、2年間続けて繰越申請をした結果、2023年度まで延長されることになった。2022年度で調査は完了したため、2023年度は成果の執筆に力を注ぐ。年度内に発表できるかわからないが、全力で頑張りたい。
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