研究課題/領域番号 |
18K18254
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
|
研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
浅田 晴久 奈良女子大学, 人文科学系, 准教授 (20713051)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | インド / アッサム州 / マニプル州 / ブータン / ミャンマー / 境界地域 / 多民族社会 / 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) / 新型コロナウイルス / 洪水 / 稲作体系 / 遠隔会議システム / レジリエンス / Covid-19 / 生業変化 / マニプール州 / 生態環境 / 生業活動 / ネットワーク |
研究成果の概要 |
本研究では、民族対立や気候変動、パンデミックなどのグローバル問題に対して、インド北東部で暮らす住民がいかなる影響を受けているか、または影響を受けずに日常生活を送っているか、複数の事例を調査した。アッサム州の調査村では、生業活動の変容を通して徐々に住民の意識や社会関係が変わりつつあり、レジリエンスが低下していることが示唆された。地域社会の安定のためには、今後もさまざまな事例を調査しつつ、有効な対策を考える必要がある。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インド北東部で長引く宗教対立・民族間対立の問題は、政治学や社会学の分野などで研究されてきたが、それらは必ずしもフィールド調査を重視しない分野であるため、ときに地域の実態とかけ離れた言説が再生産されてきたという側面がある。本研究では、複数の地点におけるフィールド調査により村落住民の日常の事例を収集しつつ、外部からの影響も考察することで、既存研究の問題点を克服している点に学術的意義がある。
|