研究課題/領域番号 |
18K18278
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
花村 周寛 大阪府立大学, 経済学研究科, 准教授 (00420430)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 宗教的聖地 / 聖性イメージ / マネジメント / 観光 / まなざし / 倫理的実践 / 世界遺産 / オーバーツーリズム / デザイン / 文化芸術 / 聖地 |
研究成果の概要 |
国内外の宗教的聖地の現地調査を通じて聖性イメージに関する資料を収集し分析を行った。その知見を元に宗教学者の鎌田東二と聖地について対談し考察した内容を「ヒューマンスケールを超えて」(ぷねうま舎)として2020年に出版した。また2020年以降は観光と地域マネジメントの課題が急変したため、コロナパンデミックにおける地域マネジメントと聖性イメージへの影響についての情報を収集した。その成果の一部を2022年に単著「まなざしの革命」(河出書房新社)、観光学術学会のシンポジウム「観光と倫理」、第16回地球研国際シンポジウム「the arts of living for nature」にて成果発表した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オーバーツーリズム化で観光地化が進む宗教的聖地において、それまで担保されていた聖なる雰囲気が壊れつつある状況があった。そのため人々のまなざしにとっていかなる要因が聖性イメージを創出するのかを分析した。また2020年以降はパンデミックにより課題が急変したため、コロナ下における人々のまなざしの変化および地域マネジメントと聖性イメージへの影響について考察を加えた。これらの成果を学術発表の他、出版を通じて社会に広く公開した。
|