研究課題/領域番号 |
18K18282
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 帝京大学 (2019-2022) 秀明大学 (2018) |
研究代表者 |
飯塚 遼 帝京大学, 経済学部, 講師 (80759522)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | フード・ツーリズム / 多層ネットワーク構造 / 農村資源 / ルーラリティ / アクターネットワーク / 農村地域 / 農村景観 / 西フランデレン州 / ノール県 / ベバリッジ・ツーリズム / ビール醸造 / 西オーストラリア州 / 広域観光圏 / 農村 / 観光地域 / ヨーロッパ / 地理学 / 多層ネットワーク / フランデレン地方 |
研究成果の概要 |
本研究では、ベルギーの農村部を対象として現代ヨーロッパ農村におけるフード・ツーリズムを構成する多層レベルのアクターの役割と、それらの関係性についてアクターネットワークの観点を応用して明らかにした。そこでは、アクター間の機能的棲み分けが行われていた一方で、国境を越えてルーラリティの共有がなされ、それに基づく一貫したフード・ツーリズムのプロモーションが実践されていた。そのようなルーラリティに基づくネットワーク構造が、フード・ツーリズムの持続性に寄与していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で明らかにされたフード・ツーリズム空間におけるアクター構造は、地域資源の活用や内発的な地域開発を通じたサステイナブル・ツーリズムの導入を模索する日本の農村においても参考になるものであり、農村政策や観光政策、および地域振興政策の面で活用することが可能となる。つまり、農村の活性化に資する知見の提供に寄与することができる。
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