研究課題/領域番号 |
18K18286
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
楽 奕平 東洋大学, 情報連携学部, 助教 (20573116)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 情報提供 / 観光行動 / 追加的立ち寄り / 渋滞回避 / 立ち寄り行動 / 行動誘発 / 観光行動誘発 |
研究成果の概要 |
本研究では、交通渋滞予測と周辺観光利便施設に関する情報提供を受けた利用者がどのような選択行動を取るかに着目して、実証実験を通じて情報提供の行動誘発効果を検証した。第一に、経路検索条件及び走行軌跡データを用いて、立ち寄りの特定手法を提案し、帰宅途中の追加的立ち寄りの実態を把握した。立ち寄りが発生しやすい時間帯、滞在時間、立ち寄り施設、立ち寄りによる渋滞回避効果などが明らかとなった。第二に、渋滞予測情報と周辺観光利便施設の情報を提供するスマートフォンアプリを作成して実証実験を行い、被験者群と非被験者群の立ち寄り行動の比較を通じて情報提供による行動誘発効果を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は観光客に対してリアルタイムで適切な交通情報と観光情報を提供することを可能とすることで、自発的な渋滞回避と追加的観光行動を誘発することが期待できる。また、政策的な面からも、渋滞緩和の観点からの観光地周辺施設の営業時間の延長や渋滞発生時の特典サービスの企画に対する支援、施設情報の提供の強化といった施策展開が期待されるところである。
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